猫の臓器構造

実際にキャットフードを選ぶ際に考えておかなければならないポイントについて紹介します。キャットフードとタンパク質にはおおきな関係がある、というのはすでに紹介したとおりですが、ここで考えるべきなのは必須アミノ酸の存在についてです。アミノ酸というのは、タンパク質を作るための素材となる成分のことであり、体内で合成することができるものと、できないものとがあります。体内で合成することができないものについては、摂取が必要であるために「必須アミノ酸」と呼ばれており、これは動物によって種類が違っています。人間の場合は9種類と少なめですが、猫は11種類と多くなっています

猫ここでポイントとなるのは、猫の消化器官がどのような構成となっているのか、ということについてです。猫の臓器構造におけるポイントとなっているのは、腸が短い動物であるという点です。短い腸を持っている動物というのは、吸収代謝に優れる反面で穀物消化に向いていないという性質を持っているため、キャットフードにおいても動物性タンパク質が高いものの方が効果的であり、植物性タンパク質が高いものについては効果的であるとは言いにくい、ということができるでしょう。

必要なタンパク質量

キャットフード実際にキャットフードに含まれているタンパク質の量と言うのは、どの程度のものが必要となるのでしょうか。これについては、猫が一日当たりに必要としているタンパク質の量がどの程度であるのか、ということについてチェックし、そこから計算をする必要があります。平均的な猫が必要としている一日当たりのタンパク質量というのは、体重1キログラムにつき7グラム程度となっています。例えば体重が10キロである場合については、70g程度のタンパク質がなければ十分ではないということです。

運動が多い猫である場合についてはもっと多くのタンパク質が必要となることになるため、運動量との兼ね合いも見つつ選択していくことが必要となるでしょう。タンパク質が不足したようなキャットフードを与え続けている場合、次第にタンパク質を吸収するための力が弱まってしまっていくことになります。また、筋肉の組成を行うための素材となるものが少なくなるということもあり、筋力不足などを引き起こすことも多いということについてはチェックしておかなければなりません。猫の老化を早めてしまうような要素の1つともなってしまうため、タンパク量については十分なチェックが必要です。ですので、猫を長生きさせるためにも、タンパク質が含まれているキャットフードを選ぶようにしてください。

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